スタッフブログ

ISO9001を取得致しました。 2013年08月09日

プルータスグループはISO9001認証登録を目指し、活動して参りましたが、

 

2013年7月、ISO9001を無事取得致しました。

昨年10月から、マニュアル作成に取り組み始め、各拠点から担当者が集まり、会議を重ね、

メーカー様の協力のもと、QC勉強会などを行って参りました。

取得までの10ヵ月間、品質についての認識、知識を深めるのは勿論のこと、

改めて、よりお客様のお役に立つために何をすべきかを考え、行動した意義ある貴重な時間でした。

ただ、私たちは今はまだ、ISO9001を取得したにすぎません。

大切なことは、より機能するシステムを構築するために、今後も改善を重ね続けることであり、

仕事を通じ社員それぞれが成長し、今よりお客様のお役に立つことです。

これからも基本理念である、

『いかによりお役に立つか』 

『これで良いのか』 

をモットーに、

お客様の求める品質・サービスを提供し、

社会・地域に信頼される会社を目指し、社員一丸となって精進して参ります。

今後とも宜しくお願い致します。

医療用Co基合金(INS605PH) 2013年08月09日

国内初!医療用Co基合金(INS605PH)-日本精線株式会社

 

新製品開発の背景

Co基合金『605PH』はASTM規格(F90相当)の医療用材料に認可され、

海外を主体に生体用材料として広く普及しております。

しかし、海外からの供給に依存しており、国内製造は行われておりませんでした。

今回、国内初のワイヤー製造を果たしました。

 

詳しくは、お電話、FAX、メールにてお気軽にお問い合わせください。

※メールでのお問い合わせは右のオレンジのお問い合わせフォームから

受け付けております。

 

 

INS605PH(ASTM規格)及びNAS604PH 成分規格の比較(mass%)

C Si Mn Ni Cr Mo Co Fe W
INS605PH
(ASTM F90)
0.05
~0.15

0.40
1.00
~2.00
9.00
~11.00
19.00
~21.00
Bal.
3.00
14.00
~16.00
NAS604PH 0.10
~0.15

0.05
0.90
~1.50
15.50
~17.50
20.50
~22.50
5.80
~6.80

40.0
Bal.

金型寿命改善ステンレス鋼 L・DieL(ル・ディール) 2012年11月27日

近年、電子部品や家電部品は軽量化・コンパクト化が求められています。

ステンレスは硬度が高いため、部品の薄肉化・小型化は可能ですが、

伸銅品と比べると金型寿命の点で難点があり、

それがステンレス製部品を普及させる上での障害となっていました。

そこで・・・

「ル・ディール(L・DieL : Long Die Life)」は、

金型寿命を改善し、生産性を向上させます。

特徴とメリット

1.金型寿命が向上

圧延・熱処理方法の工夫で酸化クロム被膜の表面を改質し、

従来のステンレス鋼と比べ、プレスした時の金型寿命を2~5倍に改善!

⇒ 金型交換回数の削減が図れます。

しかも・・・

耐食性・硬度などの材料特性は変わりません。

2.すべてのステンレス鋼に対応

SUS304、SUS430等、すべてのステンレス鋼に対応しています。

調質(純し、バネ)も問いません。

メーカーである日本金属㈱は2012/11/19付けの鉄鋼新聞紙面にて、

「いずれバネ材は全量ルディールにしたい」との考えも示しています。

それほど自信のある新材料であり、すでにユーザー評価も定着したため、

2012.10月から本格販売に入っております。

3.化学成分・機械的特性

JISに準拠しております。

4.用途例

各種張出し、絞り、冷鍛加工部品など

 

詳しくは、お電話、FAX、メールにてお気軽にお問い合わせください。

※メールでのお問い合わせは右のオレンジのお問い合わせフォームから

受け付けております。

ブログ更新(低接触抵抗ステンレス鋼 L・Core) 2012年11月01日

低接触抵抗ステンレス鋼 ル・コア(L・Core)について。

詳しくはスタッフブログをご覧ください。

低接触抵抗ステンレス材 ル・コア(L・Core) 2012年10月31日

近年、携帯電話などの電子機器は精密化高度化が進み、

これまで問題とならなかった内部部品から発生される静電気、ノイズ等が

影響して静電気による破壊やノイズによる誤作動が問題とされています。

このような誤作動などの危険を回避する目的で、 現状は、Niメッキ処理や

導電テープ貼り等の後工程を行っている訳ですが、

処理費用が高い!、手間もかかる!などの問題点が挙げられます。

そこで・・・

 

『ル・コア(L・Core ; Low Contact Resistance)』は、

ニッケルメッキと同等の導通性を後処理無しで実現します。

 

特徴とメリット

 

1 低い表面接触電気抵抗値

Niメッキと同等レベルです。

 

2 後工程が不要

 

ステンレス自体の表面接触電気抵抗値が低減されています。後処理が必要ありません。

 

3 耐食性が良好

 

一般ステンレスと同等な耐食性を有するため、Niメッキ処理材のような変色がなく、表面肌が維持されます。

 

4 経年変化がない

 

時間が経過しても表面接触抵抗値、耐食性に変化がなく、表面肌が維持されます。

 

5 プレス性が良好

 

ステンレス表面のままなので、プレス時のメッキ剥がれの問題がありません。

 

6 コスト低減を実現

 

Niメッキ処理や導電性テープ貼りが不要となるため、後工程省略、コスト低減が図れます。

 

7 用途例

 

アース端子、シールド材等のNiメッキ代替用途

 

※鋼種はオーステナイト系全鋼種に対応。(SUS304、SUS301など)

※板厚は0.1-0.3㎜、幅はMAXで300㎜まで対応しています。

 
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